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アディダス グループ、2020 年まで成長を加速

<日本語翻訳版>
※本リリースは、日本語翻訳版です。原文(英語)は以下ウェブサイトをご覧ください。
http://www.adidas-group.com/en/media/news-archive/press-releases/2015/adidas-group-accelerate-growth-until-2020/

  • 2020年までのアディダス グループの売上は、為替の影響を除いた状態で、年間平均一桁台高めの成長率で増加していく見込み
  • SPPED(スピード)、CITIES(シティ)、OPEN SOURCE(オープン・ソース)への明確なフォーカスをベースとした成長戦略
  • 純利益は年間平均15%の成長率となる見込み
  • アディダスグループは配当性向を30%-50%に引き上げる見込み

本日ドイツ・ヘルツォゲンアウラッハにて開催された投資家向け説明会において、アディダス グループは2020年までの新たな戦略的ビジネスプランを発表しました。当社は「CREATING THE NEW」という新戦略をもって、ブランドの魅力を著しく高めていくことにより、成長を更に加速させます。これにより売上・利益の成長に拍車がかかることが予想されており、売上に関しては、2020年まで為替の影響を除いた状態で、2015年の計画値をベースに年間平均一桁台高めの成長率で増加していく見込みです。また、純利益においては、売上よりもはるかに速いペースで成長し、今後5年間における成長率は平均 15%に拡大する見込みです。
この新しいビジネスプランは、SPPED(スピード)、CITIES(シティ)、OPEN SOURCE(オープン・ソース)という主要な3つの戦略的選択から成り立っています。

SPEED

adidas NEOにおいて、アディダス グループは既に、生産リードタイムの大幅な縮小や当該シーズン中の生産など、マーケットに対応するスピードという点に関して新たな基準を設けています。
これらの成功体験をベースに、今後グループ全体に「SPPED」という合言葉を広めてまいります。
またこの実現にあたり、アディダス グループは、(自社が)管理する売り場から得られる売上を全体の60%以上に引き上げる予定です。また同社は、真なるオムニ・チャネル型アプローチによって、2020年までにeコマースビジネスを20億ユーロ以上まで伸ばすことを目標としています。
更に、生産能力も進化させ、消費者の方々に商品をカスタマイズできる選択肢を飛躍的に増やしていく予定です。
「昨今、急速に変化する世の中において、常に新しいものだけが消費者にとって重要であることを忘れてはなりません。故に消費者の方々のため、私たちは絶えず『CREATING THE NEW』にフォーカスしていく必要があります。また、この業界における変革をリードしていくためにも、当社は常に組織を見直し改革していく必要があるでしょう。今後アディダス グループが真なるファスト・スポーツカンパニーの第一人者となっていくためには、『SPPED』が当社にとって競争優位性を生み出す原動力となります。」とアディダス グループCEOのHerbert Hainerはコメントしています。

CITIES

世界のGDPは80%が都会で占められ、また世界のトレンドも大都市で形成される傾向が強まってきています。これを踏まえ、当社は地域的に成長が見込まれる市場を対象に、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、パリ、上海、東京の6つの国際都市をフォーカス・シティと定めました。
アディダス グループは、今後これらの都市における人材、消費者向け販促、マーケティングなどへの投資を重点的に行ってまいります。
「グローバルブランドは国際都市で形成されるものです。例えばニューヨークやロサンゼルスにおいてRunningカテゴリーで勝利すれば、アメリカでRunningを制覇したことになるのです。従って当社は今後、世界の主要都市でマーケットやマインドシェアを勝ち取ることに全力で取り組んでまいります。」とExecutive Board MemberでありGlobal Salesの責任者であるRoland Auschelはコメントしています。

OPEN SOURCE

これまで以上に効果的に成長機会を掴んでいくため、アディダス グループは中核のブランドであるadidas、Reebok、TaylorMadeへ投資を集中させていきます。さらに、アディダス グループは消費者との繋がりをより一層強めていくため、「OPEN SOURCE」(=外部とのコラボレーションや取り組み)を積極的に受け入れる体制を整えます。アディダス グループがどのように商品を製作し、デザインし、プレゼンテーションするかについて、消費者の関心を高めることによって、同社は消費者、アスリート、小売業者、パートナー各社をグループが抱えている数々のブランド の一員としてこれまで以上に巻き込み、結果としてブランド・アドボカシー(「口コミ」等によるブランドのロイヤルティ)の向上へとつなげることが狙いとなります。
「アディダス グループ独自の(幅広い)ブランド・ポートフォリオのおかげで、当社はあらゆる消費者にとって最も親しみやすい企業といえるでしょう。将来的には、単に消費者へ語りかけたり共に語り合ったりするだけでなく、アスリートや消費者、パートナー各社が当社の数々のブランドへ積極的に関わっていただけるスポーツカンパニーの第一人者となることを目指しています。
そのような機会を次々に提供し、共に未来を築いていければと願っています。」とExecutive Board MemberでありGlobal Brandsの責任者であるEric Liedtkeはコメントしています。
既に今日において、アディダス グループは、ステラ・マッカートニーやカニエ・ウェスト、BASF社(ドイツに本拠を置く総合化学メーカー)やグーグル社をはじめとする、世界で最もクリエイティブでイノベイティブ(=革新的)なインフルエンサーや組織・団体と取り組みを行っています。

加速する成長

これら3つの戦略的選択をもって、ブランドの魅力を高めていくことにより、アディダス グループは今後5年間で、為替の影響を除いた状態で、年間平均一桁台高めの売上成長を見込んでいます。その期間、アディダス グループにおける数々のブランドは、スポーツ用品業界の勢いを上回るペースでマーケットシェアを伸ばし続け、これにより利益は大幅に改善され、オペレーション の効率も向上する見込みです。結果的に純利益は、売上よりもはるかに速いペースで成長し、2015年の計画値をベースに2020年まで年間平均15%の成長率が予測されます。
さらに、キャッシュフローが引き続きフォーカスされる中、アディダス グループにおいて、今後5年間は毎年営業利益よりも速いペースでキャッシュフローが改善されることが予想されます。当社の財務状況が既に盤石であることから、今後キャッシュフローの大幅な改善が見込まれるほか、経営陣より継続性を重視したコミットメントが得られることで、アディダス グループは将来的な配当性向の枠を引き上げることにしました。今後同社は、株主に帰属する純利益額の30%~50%(従来は20%~40%)の配当を支払う予定です。またアディダス グループは、2014年度第4四半期に開始した株主に対する資本還元プログラムを今後数年にわたり継続し、15億ユーロまで回収する予定です。
「当社の新たな戦略は、スピード、フォーカス、開放的であることの上に成り立つものです。その結果、成長ストーリーを加速させ、株主の方々に大きな見返りを提供したいと思っています。
私は世界中で働いている53,000人を超えるアディダス グループの従業員たちとともに『CREATING THE NEW』を推進していくことをとても楽しみにしています。」とHerbert Hainerはコメントしています。

アディダス グループについて

アディダス グループは、adidas、Reebok、TaylorMade、Reebok-CCM Hockeyなどの主力ブランドを中心に、スポーツやライフスタイルにおけるフットウェア、アパレル、ハードウェアなど幅広い商品群を提供する、スポーツ用品業界で世界有数の企業です。ドイツのヘルツォゲンアウラッハに本社を構え、世界中で53,000人を超える従業員を有し、2014年度には145億ユーロの売上を記録しています。

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